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9月も下旬

寒い ! 朝起きると暖房つけようかしら と思う。

今年も チャリティーコンサートをしようと思っていて教会が

主任司祭が変わったり、施設使用に関する取り決めが変わったり

今後一切 教会でのチャリティーコンサート以外の所ではオルガンは弾かないと

決めた私にとっては、最善を尽くし、我慢をして成り行きを待つ、状態が長く 

本当なら、今頃演奏していくばくかのものを困っている子供達にとどけられた

はずなのにと思うと心が痛いです。

それでも8月の投稿にも書いていますが来年の2月にはコンサートを再開できます。

それで今から準備チラシ制作にかかっています。

少しの間の開け方で全然印象がかわります。

今回は、チラシ制作を冊子などを制作していたプロの方のご協力を得られています。

時間をかけないと良い準備ができないので コンサートの間が長い事は

好都合かもしれません。

山梨県 長坂町 清春芸術村 ルオー礼拝堂

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今年も、ルオー礼拝堂のオルガンが弾ける季節になりました。

1980年代に草苅徹夫氏により制作されたオルガンです。

明日は観桜会、11:00と1:00に演奏を致します。IMG_3032 IMG_2982

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私の 「見果てぬ夢」1

無口で  飛び切り美人で 深い眼差しをしていて、滅多に口を開かないけれどもオルガンを弾いたら

まわりがあっというくらい 滅茶苦茶上手で  そんなオルガ二ストになりたいってずzzzzzzz

っと思っていたれど  無理みたい。。。。10分間黙っていられないもの。

それに目が小っちゃくて、どこを見ているのか他人が見たらわからなく顔に目が埋もれているし

情熱だけはあっても 鈍な演奏だし、おまけに可愛さもない。。

 

 

 

ルオー礼拝堂とオルガン

清春芸術村(長坂)のルオー礼拝堂。村の中に佇むルオー礼拝堂は谷口吉生氏の作品。

中のオルガンは、草苅徹夫氏制作で送風は左手にある手動のものに切り替えることが出来ます。

品格のある美しい音を奏でるオルガンです。

この中で、ルオーの宗教画に囲まれて過ごす時間は、芸術とは、あるいは自分が何故、何の為に

オルガンを弾くかを明確に意識させてくれます。

4月12日、NHK日曜美術館で清春芸術村が放送されますのでご覧ください。オルガンの音も

きけるかもしれません。

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佐野直哉さん キングスウェルランチタイムコンサート

3月12日 木曜日 12:00より山梨県甲斐市にあるキングスウェルホールにおいて

佐野直哉氏による演奏が行われます。英国で勉強した数少ないオルガ二ストです。

彼は現在青山学院大学院にて、文化創造マネジメントの勉強をしておられ、新しいタイプの

オルガ二ストと言っても良いかもしれません。普段は、カトリックアンセルモ目黒教会の英語ミサで

オルガンを弾いておられます。

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今年のオルガンコンサートは10月7日、聖アンセルモ目黒教会。

今年の私のオルガンコンサートは10月7日、東京の目黒にある聖アンセルモ目黒教会です。

オルガンは、たしか1991年、フリッツ ノアック氏制作、20 21世紀、日本、キリスト教の

インカルチュレーションを念頭に置いた時代を限定しないスタイルです。

建築物としては歴史的意味を持つ、日本で一番最初にできたコンクリート打ちっぱなしの建物で、

アントニオレイモンド氏により設計されました。

特長をあげるとすれば残響の多さ。デザインの斬新さ(当時としては。)にもかかわらず

完全な伝統的な聖堂のつくりであること、長時間中に居ることは緊張を要求される事、

暗く、身が引き締まるようなデザインであること、etc  特筆するべきプラスの部分

もマイナスな部分も結構多くある教会でしょうか、、、

ここで、ベンジャミン ブリテンの隅田川は日本初演されました。

古楽ブームが起きる前にバロックの室内楽曲は、ほとんどが

東京ゾリステン、N響ピックアップメンバー、シュトルム合奏団

などにより演奏され、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲もほぼ

30年以上前に演奏されました。私はだいたいそれに若いころからかかわってきました。

現在は花井哲郎氏により、そんなアンセルモ教会の音楽的伝統は引き継がれていますが

やはり聖堂は聖堂で、信仰生活の場です。現在は多くの美しいホールに

役目は移っていますが、今回はあえて聖堂に鳴り響く異次元のオルガンの美しさを

知っていただけるような演奏会を作りたいと思います。

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キリスト教では、今日から(正確にはこの間の水曜日)レント 受難節

復活祭までの期間を受難節と言います。キリストの受難を描いた多くの作品が絵画、音楽を通して

表現されています。オルガン曲も多くあります。

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聖アンセルモ目黒教会のオルガン

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1991年に奉献されたこのオルガンは、アメリカのフリッツ ノアック氏により制作されました。あえて時代や国を限定すること無く制作されています。

又この教会は、日本で初めてのコンクリート打ちっぱなしの建造物です。軽井沢の聖パウロ教会などを建築したアントニオ レイモンド氏によりたてられました。残響が日本の教会にしてはあり過ぎ、お説教がよく聞こえなかった為に残響を減らす工事をしました。まだオルガンが入るだいぶ前の事、真空管のオルガンを使っていた当時ですが、、、、

目黒で生まれて、30年近くここでオルガンを弾いてきた私にとっては、ここは半分 心の家のようなものでしょうか、、、

 

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天上の宴

 

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Abtei Mariafrieden

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Sr Felizitasの演奏風景。又 一緒に天上の音楽を奏でましょうね!

ロウソク制作の様子を話し合う院長様

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ドレスデンのG.ジルバーマンオルガン

 

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     ドレスデン カテドラルのG.ジルバーマンオルガン(27.JULI  1750建造)

この楽器は、第二次世界大戦で街がすべて破壊される直前の1944年に、パイプの部分が

マリアシュタインという女子修道院に運ばれて 破壊をまぬがれていますが、当時すでに調律

は440に変えられ、当時の音楽的要求に合わされていました。プロスペクトは戦後、写真を

もとに再建されたものですが、1960年~1971年にかけ、1755年当時に忠実に戻すべ

く修復が行われました。しかしながら最終的な完成を見るのは2000年でした。

水曜日と土曜日の11:30~12:00の間コンサートが行われていますので、一年中音を

聞くことが出来ます(わー ジルバーマンの音だ~という感動は残念ながら得られませんでた。

独特の音の太さ 土臭さ、、、私の耳が 時差で変だったのかもしれません。)

警官だらけだった街は、私が時差でグーグー寝ている間にデモがあった、、とテレビで深夜知り

ました。ライプチッヒも警官だらけ、、不穏でした。バンベルク、ビュルツブルクは平穏に感じ

られましたが、、、、

ビュルツブルクの駅の懐かしい通路が無くなって新しくなっていたのが凄く悲しい出来事でし

た。新しくなった駅で新しい人々が新しい思い出を作っていくということなのですね!きっと。

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